【問】親から実家を相続したものの生活拠点の違いなどから放置し、空き家になったままの状態、どうすれば良いのか?
【答】一定の家賃(大掛かりなリフォームに掛けた費用を5年で回収できる家賃)が見込めなければ、売却を考えるのが無難かも。固定資産税のほか、掃除や火災保険などの定期的に費用がかかり、家計の負担が増す可能性があるからです。
総務省の調査によると全国の空き家は2013年10月時点で820万戸で、空家率(住宅全体に占める空き家の割合)は13.5%といずれも過去最高。
空き家になる理由で多いのは、親の死去などで引き継いだ家を持て余すパターン。国交省の調査によると、空き家になった住宅を取得した理由の半数以上が「相続」です。
固定資産税6倍も
2015年5月に全面施行された空き家対策特別措置法では、倒壊の恐れなどのある空き家については、市町村が一定の手続きを経て固定資産税を最大6倍徴収されるようになりました。
修繕費がかさむ賃貸
もちろん、賃貸も選択肢になりますが、一定の家賃が条件になります。数十年住んだ家を貸すときは水周りや外装のリフォームが必要になることが多いですから、「5年程度でリフォーム費を回収できるかが賃料の目安になります。」
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